2018.01.26

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協賛決定! 「味の感動」をつくりつづける『エム・シーシー食品』【カーニバル進化中! part4】

エム・シーシー食品株式会社/常務取締役 水垣佳彦さん

協賛決定! 「味の感動」をつくりつづける『エム・シーシー食品』【カーニバル進化中! part4】

文・湯川カナ

「神戸の洋食文化に、支えられてきました」

企業の立地には、意味がある。通常は、生産地にあるか、消費地にある。生産しやすいか、あるいは販売しやすいか、ということ。だけど、MCC(エム・シーシー食品)という会社は、どちらでもない。

もともと新幹線の食堂車のハンバーグを一手に引き受けていたり、いまでも全国のカフェやホテルや喫茶店にスープやピッツァやカレーやパスタソースを提供していたりと、販売先は東京を中心とする都心部が多い。兵庫県産朝摘みバジルや丹波黒豆などの一部食材を除くと、とくに神戸が材料の入手に便利なわけでもない。

それでも、大正12年の創業からずっと、本拠地を神戸に置き続けている。––あの震災で、激震地区となった東灘に本社を置く工場が壊滅的な被害を受け、そのなかで地域の被災者に在庫のスープやカレーやシチュー3万食を温かなお弁当として配布してしまったりしながらも。

なぜか。

「それはやっぱり、MCCが扱う“洋食”は、神戸というこのまちの高い食文化に支えられているからだと考えているからです。だから私たちは、『MCCは“文化地立地”企業です』と説明しているんですよ」

そう話してくれた 水垣佳彦常務は、創業者から数えると三代目。缶詰製造からスタートした創業者は第二次世界大戦が終わると、船で世界をまわり、当時の日本にはなかった外国の食事を本場で体験。その「味の感動」を日本の外食および家庭の食卓に伝えるため、“洋食”のレトルト・缶詰・冷凍の販売を始めた。

▶︎ エム・シーシー食品株式会社

プロの料理による洋食、その「味の感動」を創造する

昭和30年代に開発したミートソースの缶詰は、全国の「まだ作り方を知らない」レストランや喫茶店に、いきなり本格的な洋食をもたらした。
東京オリンピック選手村には、当時画期的なプレザーブタイプのいちごジャムを。家庭では難しいクリームコロッケは、当時最先端の冷凍技術で。

いまでも、調理師免許をもつ元レストランのシェフたち“料理人”が中心となって、まっとうな料理手順を再現する工程から商品の開発を続けている。なぜなら、作っているのは、単にお腹を満たすためのものではなく、プロの料理による洋食、その「味の感動」だから……。

全国に“洋食”という文化を培った神戸の価値を、伝えていきたい

本当に、神戸は変わった会社が多いなあ、と思う。
そんなん、神戸じゃなくて、大阪とか東京に本拠地移した方が、ぜったい儲かりますやん? と思う会社さんが、たくさんある。

私が知っているそういう会社は、“わざわざ”神戸にいるところが多い。営利追求せんならん企業で、“わざわざ”が入ってくるのが、まあまあ変わっている。震災もあって再建のために多くのお金と時間を費やさなきゃいけない(MCCさんも震災対応で、全社をあげてカリフォルニアで積極的に進めていた米飯給食等推進“EMR”(Eat More Rice)プロジェクトからの撤退を余儀なくされている……って、一企業がやってたんかい!)。それでも、“わざわざ”神戸にいる。

「まだ弊社では全然力不足だとはわかっているんですけど、でも、やはりMCCの商品を通じて、全国に“洋食”という文化を培った神戸の価値を伝えていきたいと……いや、我々が伝えなければいけない義務を持っていると、勝手に思っていますね」

地域のコミュニティ大学“神戸モトマチ大学”や、東京での勉強会“神戸会@東京”等の運営にも個人的にかかわってきた水垣佳彦さん(どうでもいいけど、シュッとしてる)の思いは熱い。

神戸の洋食文化を代表するものは……スープ!

じゃあ、そんな神戸の洋食文化を代表するものといえば?
「それはやっぱり、スープでしょう! 世界的に見て、食文化が成熟した土地だけが、スープ自体の価値をしっかり評価する、と言われるんですよ」

こうして、最高の音楽、神戸の食文化を厚く支える最高のパンとともにサーブされる、“最高の洋食”が決定しました!

「淡路島産たまねぎのオニオンスープ」!

地元が誇る名産品であり、そして洋食の味のベースとなるたまねぎを、じっくりと丁寧にあめ色になるまで炒めて甘味を引き出して、コクのあるビーフブイヨンで仕上げたスープ、だそうです。

寒い冬。温かいスープと、シェフの思いが詰まったパンをお腹いっぱい胸いっぱい味わいながら、最高の音楽を、みんなで楽しみましょう~!
きっと、神戸でしか味わうことのできない、至福の時間です。
MCCさん、“わざわざ”神戸にいてくれて、ありがとう!

 

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神戸でなりわうPROJECTの編集部による記事です。

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