2023.12.13

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企業に向けた「社内報セミナー」を開催します。

企業に向けた「社内報セミナー」を開催します。

社内の情報共有や従業員間のコミュニケーション活性化を目的に、多くの企業様が導入している社内報。しかし「マンネリ化」「効果が感じられない」「担当者の負担増」等の課題も多く聞かれます。本研修では、本来的な社内報の役割である組織活性化からさらにはアウター広報までカバーできる戦略的社内報づくりの考え方から実践までをお伝えします。

目次

  • 組織にも変化が求められる時代に。
  • インナー広報(インターナルコミュニケーション)の活用
  • 社内報で、組織活性化からアウター広報まで
  • 戦略的社内報が生む4つの価値
  • 研修概要

組織にも変化が求められる時代に。

企業にとって、人材は資源(コスト)ではなく資本(価値を生む元手)である。…などという流行の「人的資本経営」を持ち出さなくても、従業員を大切にしよう、また従業員が会社に誇りをもち主体的にいきいきと働き価値を生み出していく組織にしたい、と思われる企業は多いのではないでしょうか。

インナー広報(インターナルコミュニケーション)の活用

どのようにして、従業員が主体的に考え、共通の目的のもとに協働して動く組織にするのか。そのために欠かせないのが、インナー広報(インターナルコミュニケーション)です。

広報とはそもそも、Public Relationsというように、広く対象との関係性を変えるものです。「広報」というと、社外を対象としブランディング等にかかわるアウター広報に注目が行きがちですが、多様化の時代・人的資本経営の時代には、企業と従業員との関係性を良くするインナー広報がより重要性を増しています。

社内報で、組織活性化からアウター広報まで

社内の情報共有や従業員間のコミュニケーション活性化を目的に、多くの企業様が社内報を導入されています。しかし「マンネリ化」「効果が感じられない」「担当者の負担増」等で、続ける意味があるのかも含めて悩まれている声をよく聞きます。

しかし社内報は本来、全従業員と企業のビジョンやパーパスという未来を共有し、一方で現在地やこれまで会社が実現してきた成果や軌跡を確認し、そんな自分たちがどのようなチームで、何を大切にして進むのかということへの理解を深めることで、組織活性化を促すことができるツールです。

さらに戦略的に設計するならば、社内報はアウター広報の役割をも果たすことができます。具体的には、営業ツールとして、会社案内として、あるいは既存のDM等の補完ツールとして、さらには取引先や株主への人的資本開示やリクルーティングとしても、効果を生むことができます。

戦略的社内報が生む4つの価値

戦略的な設計をした社内報は以下のような価値を生み出すことができます。

①従業員から企業への信頼感向上

企業からの一方的な告知でないように企画・編集することで、従業員から企業への信頼感やエンゲージメントが向上します。

②従業員以外から企業への信頼感向上・リクルーティング力向上

特に紙媒体を用いる場合、外部目線を取り入れた企画・編集をすることで、従業員の家族やOB等、さらには取引先、顧客、投資家等から、企業や経営者への信頼感も高まります。

会社案内は毎年更新できないことも多いですが、新事業の背景、商品の反響、多様な社員、経営陣の想いなどを多面的に掲載している社内報を、会社案内、DM、プレスリリースなどの既存ツールとセットにすることで、最新情報や幅広さや奥行きを伝えることができ、企業理解が進みます。リクルーティングにも活用いただけます。

③営業力向上

取引先またはその見込み先に対して、商品や企業の「情報」にとどまらず、企業の熱量、社内の空気感、製造現場の様子、背景やストーリー等が「興味深いコンテンツ」として伝わることで、効果的な営業ツールとしても活用いただけます。

また、読み物としても十分楽しめる紙面にすることで、名刺交換などの際に押し付けがましくなく手渡して会話のきっかけを作り出し、企業との良好な接点をつくります。

④広報力向上

社内報を外部の専門家と共に制作する体験を通じて従業員様が得た広報力や編集力は、プレスリリース、ウェブサイトやSNS、またプレゼン資料制作等、日常業務における広報の底力を上げます。

研修概要

ではどのようにして自社の戦略的社内報を設計し、作成していくのか。本研修では、その考え方から制作の技術、そして実践のフィードバックまで実施。戦略的社内報づくりを実践的に学べます。

各回の内容

  • 第1回「社内報とは」広報の基礎知識/編集力向上ワークショップ/自社の価値再発見ワーク
  • 第2回「制作実践準備」企画の立て方/台割の考え方/取材・インタビューの手法/原稿作成・撮影の基本
  • 第3回「自社の社内報企画WS」自社の社内報の企画と台割作成WS/紙面デザインの基本<課題として、自社の社内報の台割および1ページを試作>
  • 第4回「効果ある社内報を続けるために」課題フィードバック/今後の継続的な社内報制作に向けてのポイント

*研修終了時の成果物:自社の新しい社内報についての企画書、具体的な台割(ページネーション)、うち1ページの紙面デザイン

日時

1/31(水)、2/7(水)、2/14(水)、2/28(水)(全て13:30-15:00/オンライン)

*次回は7月開催の予定です。次回予定:7/3(水)、7/10(水)、7/17(水)、7/31(水)

参加費(全4回分)

・企業から1名で参加の場合:110,000円(税込)

・社員2名以上で参加の場合:1名あたり55,000円(税込)

※自社での社内報制作継続のため、2-3名でのご参加を推奨いたします。

対象

・企業や団体の広報・総務等ご担当者様

・新しい社内報制作に関心がある方

定員

3社

主催

主催:一般社団法人リベルタ学舎/なりわいカンパニー株式会社

研修のご案内PDF

講師プロフィール

講師:有田佳浩氏編集者/コペルニクスデザイン代表/兵庫県広報プロデューサー)

大学在学中に編集プロダクションを立ち上げ、数々の雑誌で特集記事等を手がける。編集・デザイン事務所「コペルニクスデザイン」を設立後は、世田谷を紹介する地域メディア「自由が丘℃」「駒沢公園倶楽部」「三茶TRIP」のプロデュースや、国産畳の普及プロジェクトのプロデュースなど、長年の編集経験を活かした独自の広報戦略を展開し、数々の企業の広報・プロデュースを行う。2018年より兵庫県編集デザインディレクター、2021年より同広報プロデューサー。

 

初回ゲスト講師:

湯川カナ (なりわいカンパニー代表/グロービス経営大学院講師/兵庫県初代広報官)

Yahoo! JAPAN 創設メンバーとして勤務後、スペインでフリーランスライターとして 10 年過ご す。帰国後、神戸に学びの場「一般社団法人リベルタ学舎」を起業。協働および広報の人材育 成およびダイバーシティー組織支援を開始する。2020年、フリーランスによる広報プロダクショ ン「なりわいカンパニー株式会社」を起業。兵庫県初代広報官。関西ベンチャー学会理事。グロ ービス講師等。

お申し込み

こちらのフォームからお申し込みください。

 

お問い合わせ

一般社団法人リベルタ学舎
 / 078-599-9381

 

なりわいカンパニー

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