2018.06.06

イベント案内

「歩く人類の叡智」に、会いに行く

2018.07.07開催 出口治明氏(APU立命館アジア太平洋大学学長)講演会【part1 プロローグ】

「歩く人類の叡智」に、会いに行く

2018.07.07 出口治明氏(APU立命館アジア太平洋大学学長)特別トークライブ ご案内

・プロローグ
Part1. 「歩く人類の叡智」に、会いに行く
・ロングインタビュー「好きなように生きるのが、あなたがこれから食べていくためには欠かせない」
Part2. [前編]学んで知るから、人生の選択肢が増える
Part3. [後編]「おいしい人生」の因数分解
・イベント詳細
Part4. 3分で人類3万年の叡智を伝える出口さんと、120分

文:湯川カナ(一般社団法人リベルタ学舎代表)

「人間は基本的にアホなんです」

「自分のことを『賢い』と勘違いするくらいですから、人間は相当なアホですよ。違いますか?」

柔和な笑顔、穏やかな三重訛りで、ぎょっとする言葉をつむぎだす。日本を代表する実業家にして、当代きっての読書家・教養人として知られる出口治明さんを、ご存知でしょうか? ちなみにいまAmazonで「本 出口治明」で検索すると、209件の検索結果が出てきます(※2018年5月現在)。

大手生命保険会社に約30年勤務した後、低収入の若者にこそ保険をと、還暦を前に当時の常識を覆すインターネット専門のライフネット生命保険株式会社を創業。2017年6月に退任、現在はAPU(立命館アジア太平洋大学)学長をつとめていらっしゃいます。

膨大な著作のひとつ、『働く君に伝えたい「お金」の教養-人生を変える5つの特別講義』(ポプラ社)を読んで、私は、その本質を見抜く眼差しに大きな衝撃を受けました。このひと、すごい。それで、「はじめに」のところに書いてあったメールアドレスに連絡をして、会いに行きました。

歩く、人類の叡智。

最初にお目にかかったのは、振り返るとなんだか幻のようなのですが、桜が満開の東京。英国大使館のあたりを散策しながらお話をさせていただいたら、これがもう、著作に勝るとも劣らない(というのも変だけど)教養と、そしてあたたかな人間性が、ドバドバ惜しみなくあふれ出ている方で。

「なぜペンギンはナンバ歩きなのか」や「ゾロアスター教が火を崇めるのはなぜか」から、「これから生き延びるために必要な教養は」まで(※どれも私が実際に質問した内容)、問いをぶつけるや否やたちどころに、膝をベシベシ叩いて叩き割りたいほど心底合点がいく言葉が返ってきます。

「歩く、人類の叡智」。そう、勝手に名付けました。一緒に3歩あるけば、人類3万年分の歴史が流れ出る。冬になって、大阪の駅ビルで飲んだときも、会話のすべてが発見だらけで、翌日から人生がきわめてシンプルに力強くなりました。冒頭の「人間はアホ」の言葉は、そのとき聞いたものです。(ちなみに「なので、座っていてビジネスプランができるわけはない、やってみなくちゃね」という、きわめてまっとうな文脈です)。

人間を信じ、自分の明日を切り拓いていくヒントを。

そんな「出口さん」という稀有な存在に、いま縁あって接している神戸の学生さんたちにも触れてみてほしい。人間を信じ、自分の明日を切り拓いていくヒントを、この「歩く人類の叡智」から受け取ってほしい。そういう思いを胸に、今回は、出口さんの新天地である大分まで、お話を伺いにいってきました!

別府の市街地から車を走らせる、というか、うねうね山道を登ること30分。いきなり、左右にそびえる立派な門が現れます。おそるおそる覗くと、噴水を中心とする広場に、色とりどりの格好をした学生さんたちが、地中から湧き出てきたかのようにワラワラと溢れていました。

大分名物? チキンなどの屋台が並び、淡い色のスカーフを巻いたムスリムとおぼしき女性などさまざまな服装の外国人と日本人が、あるときはひとりで、あるときは連れ立って歩き、すれ違いざまにいろんな言葉であいさつをしながら行き交っています。ここが、いま出口さんの本拠地となっている、APU立命館アジア太平洋大学。

出口さんが理想に掲げる教育のひとつを実現するこの場所で、「人類の叡智」へのロングインタビューがはじまりました。インタビュアーは、「人類の永遠の素人」湯川カナです。

編集部

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神戸でなりわうPROJECTの編集部による記事です。

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