2024.06.01
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早稲田大学の高校生向けスタートアップ啓発動画を製作しました
アントレプレナーシップ教育に携わる早稲田大学の教員が、高校生に向けて、起業(アントレプレナーシップ)を語るオンラインコンテンツシリーズ「未来を信じる高校生のアントレプレナーシップ」動画を製作。
下記WEBサイト、YouTubeにて公開中です。
→https://wasedaedge-youthinnovators.jp/news/20230329235
動画製作を共にした、映画監督の牧賢治さんにお話をお聞きしました。
「エフェクチュエーション」は映画作りそのものだった
今回の動画のテーマである「エフェクチュエーション」は、今の自分が持っている資源で行動を始めて、試行錯誤しながら進めばいいという起業家の考え方なんですが、実はこの言葉自体、知りませんでした。
でもその言葉を聞いて思い出したのが、映画監督になりたくて、会社員をしながら映画製作を続けてきた自分のこと。スポンサーがついてくれないところから始まって、自分の使える20万円の中で何をしようと考え、仲間を集め、失敗と気づきを繰り返してきた。そして、その映画でスポンサーについてもらえるようになった。まさに「エフェクチュエーション」だったんですよ、映画作りそのものが。
これはきっと、それぞれの夢、スポーツもそう、高校生だけでなく誰もができることなんだと思います。この動画で「今、自分ができる最大限のことで、とにかくやってみよう」というきっかけになるといいですね。
(聞き手 松本 理恵)
牧賢治(まきけんじ)
映画監督、1979年兵庫県生まれ。2014年初の脚本・監督作『japing』にて、日本芸術センター第7回映像グランプリで若獅子賞受賞。翌年2015年には、スピルバーグやジョージ・ルーカスらも受賞した北米で3番目に歴史のある映画祭・ヒューストン国際映画祭で短編部門ゴールドを受賞。その後もサラリーマンをしながら、2017年にHIP HOP長編映画『唾と蜜』を自主制作、ニース国際映画祭ほか国内外で賞を獲得し、単館劇場系で一般公開される。2023年、俳優・窪塚洋介主演の長編映画『Sin Clock』で商業映画デビュー。同年、短編映画『B-SIDE』で、LAの短編映画際『INDEPENDENT SHORTS AWARDS』ローレル(月桂樹)受賞。
イラスト:イマムラ/ imamura
導入のアニメーションで、ワクワクしそうな予感。内容構成が簡潔で、イメージ画像が多く、目でも理解できる。