2022.10.10

プロジェクト

巻き込む地域イベント「山賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠山」

巻き込む地域イベント「山賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠山」

丹波篠山市をチームで走りながら、旬の作物収穫や山林の間伐などを行い、地域の魅力や森林保全・整備の大切さを楽しく知る。そんなFunランイベントを、2022年10月8日、ササノワ合同会社、神戸学院大学現代社会学部の菊川ゼミとの協働で開催しました。

黒枝豆背負って、木を伐って、里山走って、鹿を食う。

イベント企画のきっかけは、3月、丹波篠山地域を拠点にまちづくりをするササノワ合同会社ウチダケイスケさんとやまもりサーキット大谷晃平さんからさらなる地域活性の施策を相談されたこと。

さらに神戸学院大学現代社会学部 現代社会学科菊川氏からもゼミ学生と一緒に丹波篠山をフィールドとして何かできないかの相談を受けたことも重なって、結果、篠山を舞台とした地域との交流、協働に加え学びの場の創出を目的として本企画となりました。

マラソン好きの弊社メンバー加藤が丹波篠山市へ足を運びランニングをする中で、美しい風景だけでなく聖徳太子にゆかりのある福徳貴寺の湧水などの地域資源や声をかけてくださる地域の方々を感じ、「走ったり歩いたりすることでみえる地域資源がある」と確信。

道中で黒枝豆の収穫や間伐などを体験し、ゴール後に楽しむバーベキューの食材も集めるという、ランニングとアクティビティを組み合わせて里山を楽しむ、新しい切り口のFUNランイベントを開催することになりました。

丹波黒豆を背負って走るランナーに地域の方から声援も。

当日はイベントの趣旨に興味を持っていただいた西脇市の播州織のブランド「tamaki niime」のチームや、神戸の大学生チームやアウトドア仲間のチームなど4チームが参加。

「地元の方ががんばってねーって応援してくださって、元気が出た」

「山がきれいで感動した」

「仲間で走り切った達成感だけでなく、途中で寄ったポイントや、地元の人にいいところを教えていただいたりで、この土地に興味が持てて、また来たいと思えたこともすごいよかった」

など、参加者は車ではなく自分で走ることでしか知られない丹波篠山の魅力や地元の人との交流を語っていました。

観光雑誌には掲載されていない丹波篠山の魅力を盛り込んだユニークな内容でありながら、社会性もある企画は、林業業界に注目されたり、地域新聞1面記事やYahooニュースの掲載など、話題に。

また協賛として地域企業が複数参画し、開会式には丹波篠山副市長も訪れるなど自治体との強固な関係も構築し、今後も継続性あるイベントとして開催を予定しています。

 

*2023年2月26日、当イベントを協働で企画・運営した神戸学院大学現代社会学部の菊川ゼミが、第3回丹波篠山研究発表会で丹波篠山市長賞を受賞しました。

学生のコメントなど、詳しくは大学のHPをご覧ください。

https://www.kobegakuin.ac.jp/education/faculty_social/news/440772e46bd95c3eeccf.html

丹波篠山のおすすめポイントをのせたオリジナルの手ぬぐい。暗くなっても目立つように蛍光色で。
丹波篠山のおすすめポイントをのせたオリジナルの手ぬぐい。暗くなっても目立つように蛍光色で。

【イベント詳細】

実施日:2022年10月8日~9日

実施場所:START「大沢1号公園」JR篠山口駅から徒歩5分

アクティビティ詳細:

①「JA丹波ささやま 味土里館」準備されている野菜と薪をゲット

②「黒豆の館」ささやまサイダーを飲む

③「なちゅらるふぁーむ」(農園)農作業(落花生、黒豆収穫)

④「ササノワ」 森の木をチームで間伐

⑤「坂本の福徳貴寺」沸き水を汲む

⑥「はだしのこみち」足つぼコースを全員で1周する

GOAL「やまもりサーキット」(キャンプ場)ジビエ料理、表彰式

協賛:鳳鳴酒造株式会社、コールドストレージ・ジャパン株式会社、六甲バター株式会社

後援:丹波篠山市

山賊ワイルドラン&炎の宴 in 丹波篠山(第1回開催アーカイブ動画)


(企画/運営/広報/グッズデザイン/学生・行政・地域との協働コーディネート)

Member

プロジェクトマネジメント: 加藤伸一

チラシ・手ぬぐいデザイン:清水未生

 

 

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